事業紹介｜照合建設事業

■足場仮設工事

現在多くの工事現場等で使用されている足場には主なものとして、「枠組足場」と「くさび足場」の２種類があります。どちらも作業員が使用するための足場ということに違いはないのですが、くさび足場はその名の通り、緊結部にくさびを使用しています。くさび足場には工期の短縮やコスト削減などのメリットが多く、当社では、この「くさび足場」も仮設を行なっています。

これは、業者に確認を取ればすぐにわかります。安全第一をうたっていても、保険に加入していない業者もあるので必ず確認して下さい。いざというときに安心かどうか、リスクを見据えた業者選びの基準として念頭に置いておきましょう！
業者選びに失敗するとこのようなトラブルを招くことも．．．。

■枠組み足場

枠組足場（わくぐみあしば）とは、鋼管を円型に溶接させた建枠にジャッキスペース・交差筋違・鋼製布板等の基本部材を組み合わせ、積上げて構成する仮設足場の事である。主に建築現場のビルの外壁面に沿って設置されます。
その基本構成部材は、建枠・ジャッキスペース・交差筋違（ブレース）・脚注ジョイント（連結ピン）・アームロック・鋼製布板・階段枠・梁枠・壁つなぎ・手すり柱・手すり・手すり枠となる。
最初に昭和２７年米国ビティスキャホード社より輸入した事から、建枠の事をビティ、枠組足場の事をビティ足場と呼ぶ場合があります。
特徴は、文字通り「建枠（ビティ）」を必要な高さまで積み重ねて組み立て、さらに、横に長さも「ブレース（交差筋違）」や「鋼製布板」で必要な長さまで繋ぐことができることにあります。

枠組み足場

■くさび足場

くさび足場が持つ最大のメリットは低コストと短納期です。いわゆる枠組足場は高層建築等で使用することを前提にしているため、材料のひとつひとつが重く、組み立てにレッカーが必要になります。このことがどうしてもコストや工期に影響を与えますが、一方のくさび足場は中層・低層の建物であれば人力で組み立てることができるため、コストと時間の低減が可能です。
くさび足場を使用するのは地上３１メートルの建物まで、という取り決めがあります。これはくさび足場のメリットが最も発揮される高さであるため、３１メートルまでの高さであればくさび足場による低コスト、短納期というメリットをフルに活かすことができます。
工場や倉庫といった産業に使用するための建物は、その性質上コストや工期においてシビアであることが多いものです。これらの建物において多くの実績を有していることは、くさび足場の特性が評価された結果と言えるでしょう。